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おひとりさま離脱旅? 第4話のはじまり、はじまり〜!
5泊6日 ざっくりスケジュール
1日目:ブエノスアイレス観光・泊
2日目:イグアスへ移動→アルゼンチン側観光・泊
3日目:ブラジル側のイグアス観光・泊
→4日目:サンパウロへ移動→観光・泊
5日目:サントスへ移動→観光・泊
6日目:サントス観光→ピースボートへ帰船
イズさんチームとは、サンパウロへのフライト時刻がほぼ同じ。
なのに、行き先が違う!
サンパウロには、代表的な空港が2つある。
コンゴーニャス空港と、
グアルーリョス国際空港。
私はコンゴーニャス空港。
イズさんチームはグアルーリョス国際空港。
同じ時刻に飛び立つのに、到着する空港は別々なのだ。
……つまり。
いよいよ、完全に、
「おひとりさま〜!」
きたーーー!
とはいえ、
イズさんチームのホテルと、私の宿は地下鉄で7駅ほどの距離らしい。
「チェックインして落ち着いたら、こっちのホテルにおいで!」
そう言ってもらい、本日のミッションが決まった。
サンパウロ「コンゴーニャス空港」
↓
宿にチェックイン
↓
地下鉄に乗る
↓
イズさんチームのホテルへ行く!
日本なら、どおってことのないこと。
んが、ここはブラジル。
+個人的な事情↓
現金なし。
カードが使える保証もなし。
変換プラグもなし。
つまり——
スマホの電池残量が、私の命綱。
さあ、どうなる?
サンパウロおひとりさま旅!
そして、陽気な運転手さん、
「明日も駅まで送るよ〜。ここに電話ちょうだい!」と名刺をくれる。
やさしい!
……電話したい。
めっちゃ電話したい。
んが、
ポルトガル語の壁〜〜〜!(笑)
気持ちだけ、ありがたく受け取った。
さあ、次は地下鉄で一本。
イズさんチームのホテルへ!
……と思った私が甘かった。
地下鉄の駅くらい、ぱっと見つかると思うじゃん?
見つからない。
そもそも「地下鉄って、ポルトガル語で何ていう?」
から始まる。
英語は、ぜんぜん通じない。
いや、私も英語ができるわけではない。
できるわけではないが、
「サブウェイ」も「ウォーター」も、単語ひとつすら通じない。
そして、サンパウロの街。
迫力がすごい。
治安が悪いとは聞いていたが、
靴を履かずに歩いている人。
路上に寝転がる人。
物乞い。
突然、声をかけてくる人……。
さらに、
道が、でかい!広い!でかすぎる〜〜〜!
Googleマップが、「ここを右折して、北へ進め」
と言っても——横断歩道がない。渡れない。
目の前に立ちはだかるのは、
「いったい何車線あるんだ?」という規模の巨大な立体交差。
地図は平面。
現実は、知恵の輪〜!
右へ行き、左へ戻り、上にのぼり、下へおり、また右へ行き……。
散々ウロウロした末に、私はひとつの確信を得た。
ポリスに聞くと、話が早い。迷ったら、ポリス一択!
ようやく的確な道を教えてもらい、無事、地下鉄の駅に到着した。
ところが、次なる難関。
現金、ゼロ。ブラジルの通貨、一銭も持っていない。
カードは使えるのか?
切符はどうやって買うのか?
どこでタッチするのか?
それとも、切符を入れるのか?
日本とは微妙に違うシステムを、
周りの人たちの動きを盗み見しながら解読する。
あの人は、そこで買った。
あの人は、ここを通った。
あ、あそこにタッチしてる!
見よう見まねで、
なんとか乗車成功!
そして——。
なんとか、イズさんチームとの合流に成功!
やった〜〜〜!
よかった〜〜〜!
もう、サンパウロは大丈夫!
……と、早くも妙な自信が湧いてくる。
なんなんだ一体⋯
このサンパウロを制覇したような「やったった感」は?(笑)
このあたり、全然写真を撮っていない。
⋯というのも、イズさんチームに、ちょっとしたトラブルが発生。
そんな事情にて、即・解散!
え? 広い道路のど真ん中で、いきなり、再び、
おひとりさま〜!
ここから地下鉄の駅までは、徒歩約10分。
さて、歩こう。
そう思った、その瞬間。
空が「ここからが本番だよ」と言わんばかりに、突然の大雨!
しかも、普通の雨ではない。
大粒!
大量!
全力豪雨!
傘があっても、前へ進めないレベル。
私は大きな木の下へ飛び込み、雨宿りをした。
「夕立なら、すぐに止むかな?」と天気予報を見てみる。
「サンパウロ地方は、雷雨がしばらく続くでしょう」…回復の兆し、ゼロ。
これは困った〜どうしよう。
いい考えも浮かばないまま10分ほど経っただろうか。
そのとき向こうから、
立派なコウモリ傘を差したおっちゃんが歩いてきた。
ここで私は、緊急脳内会議を開いた。
現在の状況:大雨。
現在の立場:孤独。
求めるもの:地下鉄の駅。
優先事項 :移動と安全。
……よし。これしかない!チャーーーンス!
私は、おっちゃんに向かって“念”を飛ばした。
(*超能力ではありません。必死さです。)
すると、おっちゃん、まさかのひと言。
「どこに行きたいの?」きた!!!!!
「地下鉄の駅!」と答えると、
「一緒に行こう!」と、傘の中へ入れてくれた〜!
やさしい〜このおっちゃん大当たり〜
目利き成功!ポイントは、持ち物と身なり〜
でも、よい子はマネしないでね〜(笑)
物騒だと聞いていた街で、
知らないおっちゃんの傘に入る。
我ながら、なかなか勇気ある行動をしたものだ。
とはいえ、
結果オーライ。
無事、地下鉄の駅に到着。
ピンチ脱出〜!
すると、おっちゃんから、
アドレス交換と記念撮影のリクエスト(笑)
恩人と雨のサンパウロで、
まさかの写真撮影会〜!イェーイ!
そのころ、だぁさまはーー
インフルエンザによる隔離生活から、まもなく1週間。体調も回復し、翌朝9時に隔離解除が決まったと、連絡が入る。
いよいよ明日、サントスで待ち合わせだ!
つまり、明日のミッションはこれ。
「サンパウロのホテルからサントスまで移動し、だぁさまと合流する!」
乗り場はどこ?どこで降りる?地下鉄からバスへはどう乗り継ぐ?カードは使える?バスの切符は、どこで買う?そもそも予約は必要?
日本で、日本語なら、数分で終わりそうなことが、海外では一大プロジェクトになる。
「ちょっと調べよ〜」のつもりが、気づけば2〜3時間。
ポルトガル語のホームページは読めない。日本語で検索しても、欲しい情報にたどり着かない。日本人が書いた旅日記らしき記事から、正しそうな情報をひとつずつ拾い集める。
さらに今日、身をもって学んだ、「地図と現実は違う」。Googleマップが示す道を、本当に歩けるとは限らないのだ。
乗り場、降り場、乗り方、降り方。地下鉄からバスへの乗り継ぎ。カードが使えなかった場合の対処法。地図と現実のズレまで想定して……。考え始めると、キリがない。
しかも、調べれば調べるほど、スマホとパソコンの電池は減っていく。変換プラグがない今、電池の使いすぎは致命傷だ。肝心なときに地図が見られない。連絡が取れない。翻訳もできない。
……それは、もう終わる。
というわけで、適当なところで調査を切り上げ、強制終了。
消灯!
サントス行きのバスに乗れるのか?だぁさまと無事に遭遇できるのか?そして、船へ戻れるのか?
決戦日は、明日!
そんなこんなの
本日の結論。
おひとりさま旅に必要なのは、
Wi-Fiと、
スマホと、
老眼鏡。
これがないと、即死(笑)
あとは、
検索力。
予測力。
決断力。
行動力。
勇気。
体力。
気力。
そして、結局。
世界を旅するというのは、こういうことなのだ。
「一筋縄ではいかない。だけど、どうにかなる。」
それを毎回、おひとりさまで、ひょいひょいと乗り越えていくーー。
……亜呼ちゃん。
ほんと、スゴイ。
まぶい。まぶすぎる〜〜〜!
明日はいよいよ——
サントスへ!
だぁさま、待ってろよ〜!
🌀To Be Continued🌀