MEMORIES OF THE JOURNEY

PEACE BOAT VOYAGE 122
A 107-Day Journey Around the World 2025.12.14-2026.03.30

 

Vol.71

2026.02.14

あ

「5日目、サントスへ!」の巻

おひとりさま離脱旅? 第5話のはじまり、はじまり〜!

5泊6日 ざっくりスケジュール

 1日目:ブエノスアイレス観光・泊
 2日目:イグアスへ移動→アルゼンチン側観光・泊
 3日目:ブラジル側のイグアス観光・泊
 4日目:サンパウロへ移動→観光・泊
→5日目:サントスへ移動→観光・泊
 6日目:サントス観光→ピースボートへ帰船

ブラジル。
でっかい都市のわりに、ネットが弱い。
 
つながっても「3G」遅い。これが地味に致命傷。つまり、リアル検索に頼れない!
そこで出発前に、必要そうなポルトガル語を仕込んでおいた。
 
「サントス行きのバス乗り場はどこですか?」
「サントスまでのチケットを買いたいです」などなど、もはや、これが生命線⋯
 
さぁ、出発!
 
サンパウロの地下鉄は昨日制覇した!と、今日は余裕綽々〜。
地下鉄ジャバクアラ駅で降りて、まずやること。
 
「ポリスを探す」
 
これも、もはや手慣れたものよ。わはははは!←ドヤ顔w
質問帳を見せると、まあ的確に教えてくれる。困ったときも、困ってなくても、ポリス一択。間違いなしw
 
そして無事、長距離バスターミナル(Terminal Intermunicipal do Jabaquara)に到着。
 
いやしかし、でかい。でかすぎる。バス会社も多すぎる。
とりあえず、昨日調べた〈Cometa〉。初志貫徹。決めたバスに乗ろう〜
 
だぁさまと待ち合わせているバス停を伝えると、
「はいはい、ジョゼ・メニーノね。OK!」みたいな返事(←雰囲気)で、チケット購入。
 
よし。これでサントスに行けそうだ!
……知らんけどーw

発車まで小一時間。
乗り場前の椅子で、朝ごはんにしよう〜。
 
キヨスク……みたいな売店で、コーヒーを発見!
ここは、コーヒー生産量世界一の国、ブラジル。
さぞかし、おいしいに違いない。
 
ひと口、ごくり。……ん〜〜〜〜〜。
すっぱ!( ꒪⌓꒪)
 

 
ガツンと酸味際立つ、サントスの一杯。
到着前から、早くもサントスの洗礼を受ける。
……しばらくして。
 
めっちゃピカピカの、リムジンみたいなバスが到着。
「こりゃ、楽ちんだ〜♫」
 
そして、バスが動き出した瞬間——
 
はっ!
脳内に、突然の不安が芽生える。
 
「これ、サントスじゃなくて、
ヨントスとかに着いたらどうしよう……」
 
おやじもびっくりなギャグが、
勝手に浮かぶ。
 
うむ。
まだ、余裕はあるらしい(笑)
 
Googleマップで現在地を確認したい。
しかし、Wi-Fiは通じない。
 
予定では、1時間40分。
かなりの山越え。くねくねの高速道路。
もう、バスに身を委ねることにしよう。
 
……あ、海が見えた!
 
どうやら、
ちゃんとサントス方向へ向かっているっぽい。
 
きっと、こんな感じ。↓
ぴーちゃん作
そしてほぼ定刻で、メインターミナルに到着した。

(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

私は、さらに次の終点駅まで乗る。
 
いよいよ、だぁさまと待ち合わせた場所に近づいてきた(勘)。
バスが止まった。が、誰も動かない。信号で止まっただけか?
 
「もうちょっとかな?」と思って見送る。ところが。どんどん目的地から離れていく~(勘)⋯え?
そう。終点だと思ってた。でも終点じゃなかった~ぽい~!
 
そしてここで気づく。
「下りたいところで『下ります』って言わないと、下ろしてもらえないやつ( ꒪⌓꒪)!」
 
慌てて運転手さんのところへ向かうが、
このバス、ゴージャスすぎて、客室と運転席が完全セパレート。重厚な扉を開けて出陣しないといけない〜

 ごめんやっしゃ、ごめんやっしゃ、
 
「ジョゼ・メニーノ!」
「あ、おりるんだったの?ずいぶんすぎちゃったけど~大丈夫?」
 
みたいな軽いノリで、下ろしてもらえた。

ここは一体どこだ?!どこまできた?!
地図アプリ。頼む、動いてくれ~!
 
おっ、
まあ、歩けない距離ではなさそうだ。よし!

どうやら、José Menino(ジョゼ・メニーノ)から、2kmほど通り過ぎてしまったらしい。
LINEする。現在地よ届け〜。炎天下を、てくてく引き返す。
 
一方、事情が伝わったのか、
だぁさまも、私のほう(勘)へ向かって歩いてきてくれていた。

そして、15分ほど歩いたところでーー
お互いを発見!
 
おぉぉぉぉ!
元気復活、おめでとう!
 
おぉぉぉぉ!
無事帰還、おめでとう!
 
イェェェェーイ✧。٩(ˊᗜˋ)و✧*。

5日ぶりの、
近藤家「ニコイチ」再開!
 

目の前に広がる、サントス湾。
真っ青な空。
ずらりと並ぶヤシの木。
 
砂浜では、少年たちがビーチバレーに夢中。
これぞ、ブラジルの海辺!
 
せっかくここまで来たんだもの。
このロケーション、楽しまねば〜!

 
 
……ということで、歩く。
 
しかし、ここは、体感40度ごえ〜
いつでも熱中症で倒れられそうな空気〜

あ、日本人移民記念碑
(Monumento aos Imigrantes Japoneses)。
 
1908年、笠戸丸でサントス港に到着した、
日本人移民の家族を表している。
 
遠い日本を離れ、
この地へたどり着いた先人たち。
 
そして、約118年後——
 
同じく海を渡り、
PEACE BOATでやってきた私たち。
 
……背負っているものは、
全然ちがうけどーw

さぁ、さらに歩く。
目指すは、ゴンザーガ地区にある、パルケ・バルネアリオ・ホテル(Parque Balneário Hotel)。
 
バスをおりてからホテルまで、結局ーー
炎天下・病み上がり・気疲れコンビで、約4km〜〜〜!
 
ホテルにチェックインした瞬間、そのままお昼寝ーー。
そりゃ、バタンキューするわ(笑)

日が落ちて、少し気温が下がったころ。
ようやく、近藤家活動再開!
 
ここは、世界最大のコーヒー輸出港として栄えたサントス。
コーヒー屋として、這ってでも行かねばならぬ場所がある。
 
よし。
気合いを入れて、出動!
 
目的地は、ザ・観光地——
Museu do Cafe(コーヒー博物館)。
 
かつてコーヒー取引の中心だった、
旧・コーヒー取引所の建物である。
 
そういえば、よく聞かれる。
「今回の南回り、あちこちで豆を仕入れるんですか?」
 
いやいやいや。
コーヒーが育つのは、主に内陸の山岳地帯。
PEACE BOATは、港めぐり。
 
コーヒー産地のメッカへ、
そう都合よく行けるはずもなく(笑)
 
というわけで——
仕入れならぬ、お土産獲得を目指す!
 
ついでに、
コーヒーの歴史も堪能しよう〜!
 
現地に到着!
 

見渡せば——
右も左も、ピーボだらけ(笑)
 
「あ、だぁさまー!」
 
あっちからも、
「あ、だぁさまー!」
 
こっちからも、
「あ、だぁさまー!」
 
……あ、そうだった。
舞台上でぶっ倒れて以来、妄想が妄想を呼び、船内では、えらいことになったままだった!
 
「ご心配、ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした」
ひたすら頭を下げる、近藤家。
 
「生きてて、よかった〜」と、涙まで流してくれる人もいる。

たしかにーー
 
生きてて、よかった。
みんな、本当にありがとー。
 
あったかPEACE BOATファミリー
一心同体♫

さて、ミュージアムに一歩入ると、
高い天井まで、どーんと吹き抜け。
 
重厚な柱、美しいステンドグラス、
かつてコーヒー取引が行われていた大広間。
 
おぉぉぉ、ゴージャス!

館内は2階建て。

PEACEBOATのムードメーカー
《チーム売店》

コーヒーが育ち、収穫され、
鉄道で運ばれ、サントス港から世界へ旅立つまで⋯
 

ブラジルとコーヒーの歴史を、
たっぷり堪能できる。

 
 

展示も想像以上に見応えあり!

こちら試飲コーナー
 
 
 
 

なるほど・・・
 これまた、すごいテラス!

 
階段をおりて、
ラスト、お待ちかねの売店へ⋯

コーヒー豆に、お菓子に、オリジナルグッズ⋯
 
 
プロは見るところが違う。
 
で、今、知った。

iPhoneの計算機が、すごいことになってる。
 
iOS 18から搭載された、通貨換算機能。
私のiPhone 16 Proにも入ってた。
 
金額を入力すれば、瞬間、ブラジルレアル換算。
それ、旅に出る前に知りたかった( ꒪⌓꒪)w

PEACE BOAT御一行さま、
お土産獲得に燃え、売店はごった返しております〜!
 
 もいちどピース!

みんなの笑顔を見たら、
緊張の糸が、ぷつん。
 
そして急に——
お腹が減ってきた〜!

 
向かったのは、ポルトガル料理のお店、
Tasca do Porto(タスカ・ド・ポルト)
https://www.tascadoporto.com.br/

 
 

陽気な店員さんに迎えられ、こちらまで、つられて笑顔。
おいしいごはんと、底抜けの明るさに、元気をいただきました〜!

 

お腹を満たしたあとは、
レトロな路面電車で“街並み鑑賞”。
 
Linha Turística do Bonde(観光路面電車)に乗り込み、
サントスの歴史地区を、ゴトゴト、のんびりひと巡り。

そして、びっくり。
この街では、日本の路面電車も働いている!
 
1953年生まれの長崎市電、206号。
長崎の街を約60年走り、船に揺られること42日。
はるばるサントスへやってきた〜
 
日本の大先輩、
異国の地で、まだまだ現役です!

私たちがのったのはコチラ、
写真の黄色い「ペレ号」。
 
ポルトガル・ポルト市から来た車両で、
車体番号の「1283」は、
ペレの通算ゴール数なんだって!
 
洒落てる〜♫

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一周約1.7km、ゴトゴト揺られて約30分。
サントスの歴史地区をめぐるプチタイムトラベル!
 
 
ただいま〜(余韻にひたり中〜)
元気が戻って来た。
食欲が戻って来た。
 
よし。
 
復活の仕上げは、
やっぱり「食」!
 
ホテルのあるゴンザーガへ戻り、
Seu Gonzaga Pizzaria(セウ・ゴンザーガ・ピッツァリア)へ 🍕
instagram
 
うまーーーーーい!

てなことで、
 
1週間ぶりに復活した、
近藤家「ニコイチ」。
 
サントスぶらり散策が叶いました〜!
 
ばらばらに、
それぞれの旅を生きた5日間。
 
長かったような、
あっという間だったような。
 
なんとも不思議な感じ。

あ、カバンの中から、
おぜこ・たてこ・ふじこが出てきたぞー。
 
ひとりじゃなかったって?(笑)
 
戦利品のお土産と一緒に、
みんなそろって、はいチーズ!
 
こうして、
サントスの夜は更けていきました……。
 
はい、爆寝。

 
🌀To Be Continued🌀

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