Vol.65

2026.02.08

「だぁさまオンステージ?」の巻

プエルトマドリンで、真冬から真夏へ。
 
急激な気温変化のせいか、
だぁさまも私も、謎の咳がスタート。
 
薬を飲んでも、なかなか治まらない。
 
「もうすぐイグアス離脱だし、寝て治そうね〜」
と、用心に用心を重ねていた。
 
そんな中で迎えた、
船内「まんなか発表会」本番当日。

プリンセスシアターにみんなが集う。

この日のだぁさま、まさかの5演目出演。

  1. ウクレレチーム2曲
    「コンドルは飛んでいく」「糸」

  2. テニスクラブ
    舞台上でボレーボレーの打ち合い

  3. 断捨離チーム
    QPさん自作曲の歌応援

  4. だぁさま自作曲
    「僕を進ませる!PEACEBOAT」歌&ギター

  5. フラダンス伴奏2曲
    「アロハの心」「真珠貝の歌」

 
……どこの売れっ子アイドルですか。
 
しかも、朝からリハ。
本番は3時間。
出演者もスタッフも、なかなかの総力戦。
 
だぁさまも、みんなに迷惑をかけまいと踏ん張る。
 
が。
 
踏ん張りが、きかぬ。
歩くスピードが、どんどん遅くなる。
 
「あと5分でウクレレのリハ集合だよ〜」
「今から15分、昼寝できるよ〜」
「水飲んで、座って、はい深呼吸〜」
「ユンケル1本いっとく?」
 
私は、マネージャー兼タイムキーパーとして、フル稼働。
愛です。たぶん。

リハの様子

ウクレレチーム
 

テニスチーム
 
 
ダンシャリチーム
フラチーム
(写真をシェアさせてください〜)
 
 

我らがピーボソングチーム

そして迎えた本番。

 
チームウクレレがステージに並ぶ。
スタンバイOK。
 
MCさんが紹介文を読む。
「エントリーナンバー3、ウクレレチームによる演奏です!
はりきってどうぞ〜!」
 
その瞬間、事件は起きた。
 
バタン。
 
会場、騒然。
 
「きゃーーー!」
「え、どうした!?」
「ドクターーー!」
 
一瞬で、修羅場。
 
だぁさま、ステージ上で倒れる。(けんちゃん、支えてくれてありがとー!)
 
…まさかの本番中。
しかも、500人規模のホール。
 
だぁさま、そこで主役を取りにいかなくていい〜よ〜(苦笑)
 
 


 
この日の発表会は、27演目。
リハだけで約5時間。
 
スタッフのみなさん、本当に大変だったと思う。
 
だぁさまは、もともとヤマハで音響の仕事にも携わり、
趣味でバンドもしてる人。
 
イベントの表も裏も、それなりに知っているし、場慣れもしている。
 
ただ、船内イベントは、普通のホールとはまったく別物。
 
ステージ袖は狭く、動線も限られていて、そもそも“舞台を回すための設計”というより、船の一部にとりあえずスペースを確保した、って感じ。
 
そこに出演者がぎゅうぎゅうに集まり、出番を待つ。
元気な人でも、なかなかハードな環境だったと思う。
 
そこへきて、体調不良。
だぁさまの電池が、ブツンと切れた。
 
ただ、倒れる場面をこれまで何度か経験している近藤家。
 
黒歴史は、こういう時だけ役に立つ。
私の脳内は、意外と冷静。
 
「あ、やっちまったか〜」
 
客席から舞台へ上がり、
「だぁさま〜」
と声をかけた頃には、すでに意識も戻っていた。
 
最悪の事態ではなさそう。
 
まずは安全確保。
車椅子で医務室へ運ばれるのを見届けて、私は即、実務モードへ。
 
だぁさまの残り4つの出番をどうするか。
何を、誰に、どう伝えるか。
自分の出番を回すには、どういう順序か、
 
会場と医務室を行ったり来たり。
船内の廊下と階段を、走ってはいけないところ、だいぶ走りました。(内緒です)
 
医務室から、
「奥様、お話がございます」
と呼ばれたけど、
「今は、そっちじゃないな。」
と、いったんスルー。
 
もちろん、だぁさま不在のまま、発表会は続く。
 
だぁさまの出番キャンセルのお詫びに回り、
みなさんの温かいフォローに甘えながら、
 
次の出番は、だぁさま自作曲、

「僕を進ませる!PEACEBOAT」。

 
本来なら、だぁさまが歌って、弾いて、締めくくるはずだった曲。
けれど、だぁさまはいない。
 
その分、みんなが引き受けてくれた。
 
エンディングの最後、ジャンプして締めるところは、
ひろさんとけんちゃんがやってくれた。
 
後から聞けば、ひろさんもインフル疑いで絶不調だったらしい。
それでも、やってくれた。
 
しんどくても、みんな全力。
 
だぁさまが倒れたことで、
逆に、なにか空気が変わった。
 
「みんなでこの曲を歌って、だぁさまに元気を届けよう」
 
そんな思いが、ステージから伝わってきた。
 
本当に温かかった。
楽しかった。
うれしかった。
 
みんなが一致団結した、すばらしいステージだった。
本当にありがとう。
 

 
発表会は、結果、15分押しで無事終了。
まぁ、このくらいなら許してもらえるかな?
 
いろいろご迷惑はおかけしましたが、
それなりに動けました。
 
医務室、会場、出演者対応、自分の出番。
だぁさまマネージャー、謎のフル稼働。
 
自画自賛、ここに極まれり。
なーんてね。笑
 
ほっと一息ついて医務室へ戻ると、
「奥様、旦那様、インフルエンザ陽性が出ました」
 
原因判明。
一安心。
 
いや、安心してる場合ではない。
 
あのぎゅうぎゅう詰めの舞台袖に一緒にいたみなさん、
本当にごめんなさい〜〜〜〜。
 
船の中は、運命共同体。
 

 
そんなこんなで。
 
だぁさまが楽しみにしていた、
自作曲オンステージは、
 
だぁさまがいないところで、
だぁさま以外のメンバーによって、
最高のひとときとなった。
 
ここぞ、という時にやらかす男。
それが、だぁさま(笑)
 
ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。
 
HULAメンバーの人妻まるちゃんが、
「だぁさまがいないと、フラの伴奏がフラフラでした〜。
だぁさまの存在感を実感しました〜」
と、言ってくれた。
 
元気づけようとしてくれたのだと思う。
ありがとう。
 
でも、フラがフラフラ。
そこ、ちょっと笑いました。
 


 
結果、一躍ヒーロー。
 
いや、ヒーローではない。
ただのインフル患者です。
 
とはいえ、忘れられない1日になったことだけは間違いない。
 
だぁさまオンステージ!
オンステージ?
 
以上で、幕を閉じたいと思います。
ぺこり。
 
🌀To Be Continued🌀
 
 
 

  LIST  BLOG TOP  MAIN