あ
世界三大瀑布。
アメリカとカナダの国境にある、ナイアガラの滝。
ザンビアとジンバブエの国境にある、ビクトリアの滝。
そして、アルゼンチンとブラジルの国境に広がる、イグアスの滝。
今回の世界一周では、
ビクトリアの滝とイグアスの滝へ行くチャンスがある。
ある……が、
お値段はこちら。
ビクトリアの滝:約70万円
イグアスの滝:約60万円
はい、チーン。
この時点で、近藤家、眼中になし——。
近藤家は近場の散策と街歩きで満足する。
そう、腹を決めていた。
……のに。
この船には、
さまざまな強者(つわもの)がそろっている。
「イグアス、楽しみね〜!」
「あなたも行くの?」
「あなたも? 現地で会いましょ〜!」
あちらこちらで、
盛りに盛り上がっている。
すごい。
私
「庶民には手が届きませ〜ん」
強者
「え? オプショナルツアーなんて頼らなくても、自分で行けるわよ〜」
……と、涼しい顔で言う人たち。
聞けば聞くほど、
情報が出るわ、出るわ。
この船、
でっかい客船というより、動く知恵袋。
船内の助け合い、すごい。
そんなみんなの話を聞いているうちに、
私たちの気持ちも少しずつ変わっていった。
とはいえ——
強者
「イグアスは、わりと簡単に行けるわよ〜。5泊6日!」
簡単=5泊6日。
そうか。
そういう簡単か!!
二、三泊くらいかと思ってた……。
どうやら、
「簡単」の定義が少し違うらしい(汗)
まぁでも、
簡単だというのなら、
行ってみようではないか。
ここで、
「ちぃツーリズム」本気モード、スイッチON!
本腰を入れて調べ始めた。
まずは『地球の歩き方』で、旅の全容をつかむ。
行くつもりなんて、まったくなかったのに、
「気分だけでも味わえたら」
となぜか本だけ持ってきていた。
結果、ラッキー(笑)
スカイスキャナーで航空券を探し、
Googleマップで動線を引き、
アゴダで宿を押さえる。
日本にいれば、ギガなど気にせず、
納得するまで無限に調べ続けられる。
しかし、船内ではそうもいかない。
どこかで踏ん切りをつけなければならない。
ぽち。〈←予約確定〉
やっちまいました〜!
もう、引き返せませ〜ん!
そんな「ちぃツーリズム」のプランは、
ざっくりこちら↓
航空券は国内線なので、
意外にも手の届くお値段だった。
そこで、ざっくり予算を出してみた。
宿泊費
1室15,000円×5泊=75,000円
航空券
1人50,000円×2人=100,000円
諸費用
PEACEBOAT離脱料30,000円、出入国にかかる費用など
1人約40,000円×2人=80,000円
合計、
75,000円+100,000円+80,000円
=255,000円!
え、待って。
オプショナルツアーなら、
2人で約120万円。
それが、
25万5,000円。
いや、安いよね〜!?
……感覚、バグってる?
もちろん、これに現地での交通費や食費、観光費などはかかる。
それでも、この差は大きい!
よし。
あとは実行するのみ!
「ちぃツーリズム」
ついに世界へ進出!
またひとつ、実績が増える〜🌏
しかし、さすがに今回は、
アルゼンチンとブラジルという初上陸の地。
しかも、船を離れて5泊6日。
めちゃくちゃ、そわそわする〜〜〜(笑)
だぁさまと二人旅。
さて、
無事に行って、
無事に船へ戻ってこられるのか?
無事に帰ってきたら、ご報告します。
……って、
帰ってこられなかったら、
報告できないよね(笑)
イグアス上陸作戦は、
2月9日〜14日!
果たして、どうなる!?
🌀To be continued🌀
間違い探し
さて。
この文章の中に、
重大な間違いが潜んでいます。
いったい、どこでしょうか?
答えはーー
プランニングの【3日目】。
「国境を越え、徒歩でブラジル側へ」
と、書いてるーーー(笑)
いや、
イグアスへ行ったことのある人なら、
すぐに気づくのだろうけれど、
この段階の私は、
アルゼンチン側の滝を見たあと、
そのまま歩いて国境を越え、
ブラジル側へ移動できると思っている。
国境を徒歩で越えること自体は、
まったく不可能というわけではない。
しかし、
私が想像していたような、
「滝を見たついでに、
てくてく歩いてブラジル側へ」
という距離感では、まったくなかった。
これが、
初めて行く人間の感覚。
そして、
知らない土地を計画することの、
こわいところ。
めちゃくちゃ検索して、
それでも、こんな勘違いをする。
私が勘違いした原因のひとつは、
思い込み。
以前、ナイアガラの滝へ行ったとき、
カナダ側からアメリカ側へ、
徒歩で国境を越えた経験があった。
だから、
イグアスも同じような感覚で
行けると思ってしまった。
過去の経験が、
思考を止めてしまったのだ。
いや、
言い訳ではないけれど、
ガイドブックや地図は、
縮尺をきちんと捉えないと、
とんでもない目に遭う。
イグアスは、まさにその代表。
広すぎる。
大きすぎる。
そして、
私の想像を、はるかに超えていた。
感覚を信じたほうがよいときと、
感覚に頼ってはいけないとき。
旅の計画には、
その両方がある。
計画して、
実行して、
振り返って、
改善する。
そう。
PDCAサイクル。
ただし今回は、
Plan
Do
Check
Ah〜〜〜!
……の、PDCA(笑)
この勘違いが、
どれほどひどくて、笑える間違いだったのか。
細かい話は、
事後レポートをお楽しみに!