Vol.63

2026.02.06

「真冬から、真夏へ!」の巻

2月6日、午前9時。
プエルト・マドリンに入港!
 
ここは、
パタゴニアの海と野生動物を楽しむ、アルゼンチン屈指の観光都市。
 
クジラやアシカ、ペンギンなど、
野生動物の宝庫「バルデス半島」への玄関口として有名。
 
港町であり、リゾート地であり、
パタゴニアの海を楽しむための一大拠点!
 

ついたー!
今日も、すばらしいお天気!
 
……というか、
 
最高気温33℃。
なに、この真夏。
 
ついこの前まで、
パタゴニアの冷たい風に吹かれていたのに、
 
いきなり夏。
カラダが、びっくりビビンバ。
 
 
 
 


港が、めちゃんこカッコいい!
 

まずは歩いて海岸へ。
 

 
 
 
半袖しか持って来てない
ブラッキーの季節がやってきた(笑)

今日の目的地は、
《Reserva Provincial Punta Loma》プンタ・ローマ州立保護区。
 
街から約17km。
一年を通して、アシカが見られる場所。
 
さぁ!いつものようにUberを呼ぼう!
としたものの、つかまらない。

そりゃそうだ。
 
PEACEBOATの乗客、約1,950人が、
一斉に街へ繰り出すのだから。
 
しかも、Uberの便利さは、
乗客の間にもすっかり浸透している。
 
完全に、車の争奪戦。
出遅れたー!
仕方がない。
 
まずは、タクシー待ちの列に並ぶ。

やっと、相手をしてくれるドライバーさんが登場!
 
iPhoneの翻訳機能とカタコト英語を総動員し、
直接交渉に挑む。
 
ところが、
提示された金額は、
Uberの倍以上。
 
値切っても、
まったく下がらない。
 
高い。
高すぎる。
 
でも、時間はもっと大事。
港に降り立ってから、
すでに小一時間が過ぎている。
 
ええい、腹をくくる!
 
交渉成立。
「いきましょ〜!」

 
街を抜けると、
景色は一気に荒野へ。
 
断崖。
砂ぼこり。
どこまでも続く未舗装路。
 
すごいところへ来た。
 
保護区の入口で入場料を払い、
さらに奥へ。

ようやく駐車場に到着。
 
ドライバーさんが、
「着いたよ」
ここでお別れ〜
 
……と思いきや、
 
「いや、待ってるよ。
船まで送り届けるところまでが料金だから」
 
えっ。
往復!?
待ち時間込み!?
 
あ、そういうことー!
 
言葉が通じていないと、
こういうことが起こるよね〜。
ごめんなさい。

Uberの倍以上。
そりゃ高いと思ったけれど、
 
まさかの、
往復送迎・待ち時間込みの貸切ツアーだった。
 
急にお得感(笑)
 
しかも、
こんな辺境の地でUberを降りていたら、
帰りの車がつかまらなかった可能性、大。
 
あぶなー!
結果オーライ!
ドライバーさん、ありがとー!

 
 
 
 
 
チュブ州で最初につくられた
自然保護官の詰所らしい。

1966年、
ここに生息するトドを見守るため、
監視所が設けられ、
 
翌年には州法で正式に保護区となり、
現在のプンタ・ロマ自然保護区へ。
 
写真の人物は、初代レンジャーの
イポリト・ポロ・ガルシアさん。
 
ここが、プンタ・ロマの自然保護のはじまり。

地面には、クジラの骨がずらり。
大きな背骨に、弓なりの肋骨〜
 
実はこの辺り、はるか昔は海の底。
 
砂や泥、貝殻などが積み重なってできた大地を、
今度は波と風が削り続けている。
 
地球、ただいま絶賛造形中!

乾燥地に生える低木「パロ・アスル」。
 
塩分の多い痩せた土地でもたくましく育ち、
 
昆虫には「花粉や蜜」を、
グアナコやマーラには「枝葉」を提供。
 
厳しい大地を支える、
縁の下の力持ち!

お散歩〜
 
 
海岸が近づいてくる。
展望所に到着!

おぉぉぉぉー!
アシカさんー!
 
うじゃうじゃ、
いらっしゃいました~!

 

岩場を埋め尽くすアシカたち。
 
寝てる。
鳴いてる。
泳いでる。
 
遠くから見ても、
超〜にぎやか。

ここで暮らしているのは、
ミナミアメリカアシカ。
 
オスは体長約2.8メートル、体重約350キロ。
メスは体長約2.2メートル、体重約150キロ。
 
オス、でかっ!
 
水深約150メートルまで潜り、
最長約7分間も海の中にいられるそう。
 
見た目以上に、かなりの潜水名人です。

 

あとで聞いた話では、
 
この海に入って、
アシカと一緒に泳ぐツアーもあるらしい。
 
実際に参加した若者たちがいました。
まじで!
 
すごい経験だよね〜。


↑ツアーの船だったんだって〜

荒々しい崖と、
真っ青な海。
 
アシカがいなくても、
なんとも美しい海岸でした!
 
いつまでも見ていられる〜
けど〜
 
そろそろ戻らなきゃね〜

……と、その前に、

小事件をひとつ。

 
入口で
ウクレレチームのボス「エルザさん」と遭遇。
 
聞けば、
船からここまで、
自転車で来たらしい。
 
えっ!?
 
しかも途中でパンクし、
そこから自転車を押して、
歩いて到着。
 
え〜〜〜〜〜!?
 
で、
ここから港まで約17km。
 
パンクした自転車をついて
歩いて帰るのはさすがに無理。
 
とはいえ、
私たちの車は定員いっぱい。
 
どうする!?
 
すると、
私たちのドライバーさんが、
 
「友達を呼んでやるよ」
と、すぐに連絡してくれた〜わぉ〜。

後から聞いた話、
 
迎えに来てくれた友人ドライバーさんが、
まず向かってくれたのは自転車屋さん。
 
ところが、
自転車屋さんでは直せないほどの故障。
 
すると今度は、
自動車の整備工場へ。
 
そこで無事に修理が完了し、
エルザさんはその後も、
自転車の旅を楽しむことができたそう。
 
すごい連携プレー。
みんな、やさしいね〜。
 
たまたまかもしれないけれど、
これも旅のご縁。
 
ほんとラッキー!
神さま、ありがとー!

さて、私たちは帰り道――
《Parque Histórico Punta Cuevas》プンタ・クエバス歴史公園へ。
 
高台から海を見ると、
 
いたー!
私たちのおうち「PEACEBOAT」。
 
船が見えると、
なぜか、ほっとする。

 

 


高台に立ち、
ゴルフォ・ヌエボ湾を眺めているのは、

この地の先住民族、
《テウェルチェ族》の像。
 
「今日はPEACEBOATがやってきたな〜」
って(笑)
 


 
1865年、イギリスのウェールズからパタゴニアへ渡ってきた移民たちは、テウェルチェ族と交易しながら、厳しい土地での暮らしを築いていきました。ここから始まった街が、プエルト・マドリン。「マドリン」も、ウェールズ由来の名前です。
(byぴーちゃん)


 
その後は街の中心へ。
 
せっかく港町に来たのだから、
お昼はシーフードでしょ!
 
海沿いのレストランを検索し、
最後は、勘で決定〜
 
Náutico Bistró de Mar
ナウティコ・ビストロ・デ・マールへ!
 
ドライバーさん、最後までありがと〜

店に入ると、
ピーボだらけ。
 
考えることは、
みんな同じ(笑)
 

屋内もいいけどー
 
 
 
お外にしました〜
 

シーフードとワインで乾杯。
 
いつものことながらボリューミー(笑)
 
おいしい。
楽しい。
 
そして、
時間が溶ける。
隣の席には、絵になる美女が2人。
 
こちらもピーボ女子。
2人で自由気ままに、街歩きを楽しんでいるそう。
 
余裕〜。
 
こちらは、タクシー交渉だけでドキドキだったのに(笑)
 
話を聞けば⋯
右に座る亜呼ちゃん、次のイグアスの滝では単独行動するらしい。
 

 
さらに別のピーボチームは、なんと、
ここで船を離脱。ひと足先にイグアスへ向かうという。
 
みんな、自由!
そして、行動力がすごい!
 
船旅といっても、
楽しみ方は本当に人それぞれ。
 
寄港地での経験を重ねるたびに、
調べる力、決める力、動く力、
みんなどんどんたくましくなっていく。
 
人って、こうやって進化していくんだね〜。
すばらしい。

さてと、
我らは地味に(笑)
 
スーパーに寄って、
そろそろ船へ戻りましょ~。
 
 

 
 
青い空。
青い海。
 
センスが光るショップ
 

プエルト・マドリン中心部
ロカ通りと7月28日通り。
 
ぶらぶら〜

お買い物がすすむ君(笑)
 
 
 
Hi, Florence! 
 
 
 
ほんと真夏。
 

あっつー
 

頑張って帰ろう〜
 
 
半ズボンが正解だったね〜 
 

船の前に、大行列ができていた。
何の騒ぎ?
 
どうやら潮の満ち引きで、
下船口と港をつなぐ通路が渡せなくなったらしい。
 
帰船するピーボが、
ずらり立ち往生。
 
おっ月さんの力、
どんだけ〜!(笑)

 

いやしかし、
 
今日も見事に、
結果オーライ。
 
楽しい一日でした!


まばゆい
 

人妻まるちゃん(ニックネームだよw)

 
 

お見送り〜
下から見上げるとでっかいだろうな〜

みんな、ありがとー。
プエルトマドリンありがとー。
 
いよいよ次は、
ブエノスアイレスへGo!!
 
🌀To Be Continued🌀
 
 

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