Vol.50

2026.01.24

「アンデスと日本人のマリアージュ」の巻

ペルーから、ペルー音楽を奏でる 4人組バンド ――
その名も Los Cholos(ロス・チョロス) が乗船してきた。
 
 
 
リマ拠点で、アンデスの伝統音楽を掘って掘って掘り当てて
チャランゴ・ケーナ・サンポーニャで鳴らす、本気のフォルクローレ集団。
 
船内ライブが始まった。
 
音が鳴った瞬間、空気が変わる。景色がアンデスになる。最高。
魂が高地へ連れていかれる。
 
――
 
問題は 客席。
 
ロス・チョロス、いきなり客に手拍子レスポンスを要求してくる。
しかも、日本ではあまり出会わない系のやつ。
 
「ウンウンタン」みたいに 3拍目だけ叩け とか、
「タンタタン」みたいな 変則 とか、
「タン~タン~」みたいな 二拍三連 とか
最終的に 全部裏で「ウタウタウタ」 とか。
 
……いやそれ、音楽やってないと無理ゲーw
 
案の定、会場は路頭に迷う。
みんなの顔が「今どこ?」の迷子顔。
 
そこで私。
めっちゃデカい音量で、アクセントも 10倍強調して、手拍子してみた。
 
すると勘のいい人たちが、
「あ、そこか!」と徐々に揃ってくる。
 
会場が 理解 を取り戻し、いい感じに波が生まれる。
…… が。
 
数パーセント、どうしても 一拍目しか叩けない おじぃとおばぁがいる。
それがまた根強い。
 
アンデスも何もかも、全部が 盆踊りの揉み手。
そもそも、迷子であることに気づいてない ww
 
結果、会場の手拍子が常にオルタネイト~
ある意味、超絶リズム ww
 
最高にシュールなライブ。
 音楽:最高。
 体力:消耗。
 リズム:アンデスと日本人のマリアージュ、超絶 ww

ぷちっと雑学

 
みんなが知ってる「コンドルは飛んでゆく」。
この歌詞の中身、わりと悲愴~って、ご存じでした?
 
自由への憧れ、抑圧からの解放、尊厳の願い。
「かたつむりよりも、すずめになりたい」
(↑コンドルですらない!せつなすぎる~)
 
そんな背景を何も知らずに、
陽気な名曲として演奏してる日本人、けっこう多いかも?

……話は戻り
 
ライブ後、会場を出たところでミュージシャンが一列に並び、
サンポーニャを販売していた。
 
買った人だけ 写真OK&翌日のワークショップ参加権つき。
私は、選びもせず値段も見ず、スッと1本つかんで会計。
 
いちお、写真の列にも並んでみる。
――すると。
 
私のサンポーニャを、神業レベルで奪取
「貸して」←(と後で言う)おじぃとおばぁ!!!!
 
どうしても一緒に写真が撮りたいからって、
人のを勝手に持ってくなーー!!!
 
レシート見たら 3,600円。
レッスン料込みと思えば良心的。
 
……自分で買えぇぇぇぇ!!!!……と思ったが、
 
満面の笑顔で、
「どうぞ〜」
と、ちなみスマーイル。
 
ふぅぅ……。
落ち着け……ww
 
しかも、そのおばぁが言う。
 
「あんたも写り!」
 
おお、ありがとう。
そこは撮ってくれるんや。
 
……と思って、あとで写真を見たら。

どアップ。

しかも、
両端、顔、半分。
 
なんでやねん。
 
サンポーニャは奪う。
構図も奪う。
 
おじぃおばぁ、
こちらの想像を、軽々と超えてくる。
 
超絶ww
 


 
 
さてさて、
翌日、購入者対象のワークショップへ参加。

 
 
いきなり先生、ハサミで 紐をカット。
 
「えっ」
 
サンポーニャが 2つに分解される。
なんと……
 

サンポーニャは一人でも吹ける。
でも本来は、2人で吹くと楽しさが爆発するらしい。
 
つまり――
 
片方が「ドミソシレファラ」担当、
もう片方が「レファラドミソ」担当。
 
オルタネイトに音階が完成する。

会場には購入者が30名ほど。
真ん中でチーム分け。
 
ドミソシレファラ チーム
レファラドミソ チーム
 
さぁ、表と裏が織りなすハーモニー!
アンデスの風!コンドルが舞う!
 
……なるはずが。
 
「ぱっぱっ」と「うぱっぱ」が、
なぜか揃い、常に奇想天外テンションコードww
 
はい、想像どおり。
再びの、超絶サウンド炸裂ww
 
アンデスと日本人のマリアージュ、超絶ww
 
これぞ「PEACEBOATでしか体験出来ない」
最高にシュールなワークショップ
 
なんですって?な
ニューウェイブ アンデスミュージック
 
いろいろ貴重な体験でしたww
 
🌀To Be Continued🌀
 
 

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