ピースボートの寄港地ツアーは、ざっくり2種類ある。
ひとつは、《オーバーランドツアー》。
船をいったん離脱して、飛行機で別の街へ飛び、
別の港で船に再合流するという、なかなか壮大なやつ。
たとえば——
「ブエノスアイレスで船を降り、
イグアスの滝へ行って、サントスで合流。
5泊6日で……57万円」
…日本発着で普通に旅するのと、
そんなに変わらへんかも⋯?(震)
もうひとつは、《オプショナルツアー》。
日帰りだったり、港から送迎してもらえたりする、
いわゆる“軽めで安心”なやつ。
……なのですが。
これまた、なかなか強気なお値段。(前にも書きましたが)
「ハワイ:港から歩いて行けるアラモアナへの送迎、27,000円」
……どこから出てきた、その価格設定。
どちらも庶民には悩ましい。
悩ましすぎる。
なのに、申込みは殺到。
倍率、たかし。
ここにいる人たちは、
きっとお金じゃないのね〜。
申込みの流れは、こんな感じ。
オーバーランドツアーは、出発の半年前くらいから受付開始。
オプショナルツアーは、3ヶ月前くらいから。
で、近藤家。
「寄港地を散策するだけでも十分だよね〜」
「無い袖は振れへんし〜」
ということで、
オーバーランドは、そ、っと見送りました。
ただし、オプショナルツアーは別。
「個人で行くのは危険です」
「タクシーがつかまりにくいです」
「ツアー参加者以外は上陸できません」
そんな注意書きのある港は、
“ここだけは押さえとこ”と、けっこう真面目に吟味した。
そして、いよいよ申込み当日。
ネットで朝10時に受付スタート。
……が。
この日に限って、仕事とかぶる。
ようやくポチれたのは、13時ごろ。
遅い。
遅すぎる。
そして数週間後。
忘れたころに、封書が届いた。
結果は——
人気どころ、キャンセル待ち。
…やっぱり。まぁ想定内。
「みんな考えること、一緒だよね〜……」
まあでも、なるようになるさ。
ハワイは自力で満喫。
仲間もできて、タヒチも満喫。
……なるようになった!
よし、この調子!
次はーーイースター島!!
ここが、今回の本題である。
イースター島は、大型船が接岸できない。
船は沖に停泊し、
テンダーボートという小さな船に乗り換えて、
少人数ずつ上陸する。
つまり——
ツアーに申し込んでいない人は、上陸できない。
知ってた。
知ってたよ。
知ってたから、申し込んだ
……つもりだった。
ん?
「もうすぐイースター島だね〜!」
「モアイ楽しみだね〜!」
なんて言いながら、
ふと申込み確定リストを見た。
……ない。
イースター島が、ない。
ま〜〜〜じ〜〜〜で〜〜〜〜!!!
申込み期限はーー
2時間前に終了。
きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
やりました。
近藤家珍道中、ここに極まれり。
イースター島まで、船でどんぶらこどんぶらこやって来て、
沖数キロのところから——
み〜て〜る〜だ〜け〜〜〜〜。
近藤家、ちーん。
ルールに厳しいこの船。
はい、終了。
ここから夫婦で、
全力の“言い訳会議”スタート。
「まあ、宮崎でモアイ見たし?」
「あんなもんや、きっと」
「6万4千円も出して見なくていいって〜」
「遠くから見えるかもしれんし?」
「逆に、船から見るイースター島ってレアやん?」
言い訳だけは、無限に出てくる。
近藤家の団結力、
こういうときだけ異常に強い(笑)
そして翌朝。
ダメ元で、コンシェルジュに並んだ。
もう、正直に言うしかない。
「……取り忘れました……」
すると、返ってきた言葉——
「空席ありますよー」
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
ジーザス!!!!!!
太平洋に沈んだ心臓が、
一気にぷかーーーっと浮上した。
この船、ルールには厳しい。
でも——
お金を払ってくれる客には、やさしい。
最高。
というわけで。
一度はあきらめたイースター島、
まさかの上陸決定!イェーイ!
元気、倍増。
テンション、復活。
言い訳会議、解散。
モアイに会ってきます〜ヤタ-!!!小躍り~
てなことで、
……近藤家という船は、
沈没しても、わりと浮上する。
いまのところ。
この先は、まだわかりません。
引き続き、近藤家珍道中に
乞うご期待……(汗)
心臓に悪いわ、ほんまにww
🌀To Be Continued🌀