「水先案内人」……といっても、
今日ご紹介するのは、船を操縦する船頭さんのことではない。
PEACEBOATが招いたゲスト。
航路の要所要所で、乗船される方々のことである。
人生や文化、音楽、社会について、
私たちの視野をぐいっと広げてくれる、
いわば“旅の案内人”のような存在。
今回お会いしたのは、
日本語ラップ界のレジェンド、GAKU-MCさん。
『DA.YO.NE』の大ヒットで、
EAST END×YURIとして第46回NHK紅白歌合戦にも出演。
ヒップホップ初のミリオンセラーという、まさに時代をつくった方。
桜井和寿さんとのコラボ曲『手を出すな!』など、
「名前は知らなくても、曲は聴いたことある!」
という方も多いはず。
キャンドルの灯りと音楽で、
人と人の心をつなぐ、とてもあたたかいイベント。
もうね、トークが軽快。
言葉の選び方が、いちいち素敵。
さらっと話しているようで、
一語一語が、ちゃんと胸に届く。
これがラッパーか。
これが言葉を扱う人か。
と、しみじみ。
なかでも印象に残ったのが、
**『月が綺麗です』**というラブソング。
大げさな愛の言葉ではなく、
「月が綺麗です」というひと言に、
好きも、ありがとうも、幸せも、
ぜんぶ入っている。
あぁ、そうか。
愛情って、
「好きです!」
「愛してます!」
と、まっすぐ言うだけが正解じゃないんだなぁ。
ふと見上げた夜空。
誰かに見せたくなる月。
隣にいる人の寝息。
明日には忘れてしまうかもしれない、夜中の会話。
そういう何気ないものの中に、
ちゃんと愛はある。
むしろ、
そういう日常の小さな場面にこそ、
いちばん濃い愛情が宿っているのかもしれない。
「月が綺麗です」/作詞作曲:GAKU-MC
YouTube
見上げてごらんよ
真夜中の空これを見逃すなんて不幸だ
グレープフルーツ みたいな月
笑ってるよ だから今すぐにベッドから出て部屋の窓
あけて夜空を見なよ
眼鏡なんてほら後でいいから
とりあえず見て美しいから
伝えたい気持ちが山ほどあるんだこの胸の奥のほう
眠るなんてもったいない
今夜は語り明かそう
月が綺麗です
月が綺麗です
月が綺麗です
月が綺麗です
今日も
キミのエガオが所々に効いてますというかココロに直接
そうさ 解ってる?
毎日の励みになってる
寝ぼけ眼のキミがいて眠れない僕をキミが相手
きっと明日になったら覚えてないんだろうな
僕が作った感謝のこの唄
愛の言葉は少し苦手です
だけど僕は凄く幸せです
聞こえ始めた寝息は僕にとっての英気だ
かの夏目漱石
彼の本当の功績
キミはそれを知ってる?
I LOVE YOU
それを彼はこう和訳したという
月が綺麗です。
月が綺麗です
月が綺麗です
月が綺麗です
今日も
死ぬほど月が綺麗です
ココロから月が綺麗です