船内新聞が、毎日配られる。
みんな、それを見ながら
「明日は何する?」
と予定を立てて眠りにつく。
この船には、500人ほど入るシアターをはじめ、クラブバー、ダンスフロア、集会室、屋上デッキなど、
いたるところに“場”がある。
そこで朝から晩まで、さまざまな企画が開催されていて、船内はすでに**“動く学園祭”**状態。
さらに乗船3日目からは、乗船客にも空き部屋・空き時間が開放される。
「どうぞ使ってください」とは、なかなかの大盤振る舞いだ。
しかも太っ腹なのは、それだけではない。
マイクを使いたい、音源を流したい、プロジェクターを使いたい——
そんな要望にも、担当スタッフが機材の貸し出しから準備、片付けまで手伝ってくれる。
人手が足りなければ、
「音響のお仕事、手伝ってみませんか?」
なんて具合に、乗船客を裏方にまで巻き込み、ついでにやりがいまで生み出していく。
1950人も乗っている船だから、興味の幅も広いし、芸達者も多い。
持ちネタのある人も、教えたい人も、披露したい人も、実にたくさんいる。
どうぞその才をお使いくださいーー それが、船内の**「自主企画」**である。
やりたい人は、いっぱいいる。
場もある。
主催側にとっては、ギャラもいらない。
なるほど、じつによくできた仕組みだ。
さて。
ーーここから始まるのが、部屋取り合戦である。
芸達者たちが、我こそはと名乗りを上げる。
「何かやろう!」という人たちの元気度が、とにかくすごい。
ちなみに、この船の平均年齢は75歳らしいーー
ほんま、つわものぞろいである。(笑)
さて、ここからは私の話。
太平洋フライングカーペット——
つまり船内を、今日も今日とて13cmヒールでかっ歩、かっ歩。
当然のように、声をかけられる。
「あなた、大丈夫?」
まぁ、そう見えるよね〜(笑)
でも、クリスマスパーティーでランウェイに出たあたりから、今度は別の声もかかるようになった。
「何をしてる人?」
「歩きの先生、とか?」
すると間髪入れず、
「え! 習いたーい! 自主企画やってよー!」と。
はい来た。
想定内(笑)
歩きをきっかけに、笑顔が広がる。
人の輪がつながる。
船が、ちょっと元気になる。
このところ、船内には元気のない話題も続いていた。
だからこそ、ここで空気がふっと明るくなったのが、うれしかった。
元気に年を越して、お正月を迎えて、そしてタヒチへ。
旅は、お天気次第。
体調も、ほんとうに同じ。
健康あってこその船旅である。
ここで少し、お稽古の振り返り。
今日みなさんにお伝えしたかったのは、こんなこと。
歩きのゴールは、
歩数でも、速さでも、距離でもない。
「一歩の質」。
質が上がると、ラクに歩ける。
ラクに歩けると、歩きたくなる。
歩きたくなると、行きたい場所が増える。
そして行きたい場所が増えるとーー
「三歩でできる」と言いながら、33,000歩。
ゆーてることと、やってること、ちゃうやん!って。
すいません。(笑)
そんなお稽古が終わったそばから、
「次も受講します!」
との声。
ええ、もうそれ、開催前提のやつです。
……そうなるよね〜。
ということで、
「太平洋上でお稽古 Vol.2」
企画しますか〜。
てか、待っていてくれる方がいらっしゃるなんて、
ほんまありがたい。
次回も頑張りまーす!
ー追記ー
ミッションのひとつ、
「洋上でお稽古」コンプリートしました!
よし(๑˃̵ᴗ˂̵)و
🌀To Be Continued🌀