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地球ロードマップ
命と進路を左右する、
太平洋から大西洋への抜け道!トップ3
① マゼラン海峡
南米大陸本土とティエラ・デル・フエゴ諸島の間を通るルート。
島々に守られているぶん、外洋よりは比較的穏やか。ただし、島々の間を縫うように、狭くて曲がりくねる、迷路系ルート。風や潮流も読みにくいので、決してラクな道ではない。長さ約560km、幅は約3〜32km。
③ ビーグル水道/ビーグル海峡
ティエラ・デル・フエゴ諸島の南側、ウシュアイアやプエルト・ウィリアムズのすぐそばを通る。長さは約240km、幅は約5kmほどの狭い水路。周囲を島や山に囲まれた景色の美しさもあり、航路としても観光地としても有名になった。
② ドレーク海峡
ホーン岬の南側を、南極との間で外洋ドーンと抜けるルート。
いわゆる「吠えるドレーク」。60ノット超の風や10〜12mの波が珍しくない。船乗りたちに恐れられてきた場所。
大きな船が通れること。
主要な町や港の近くを通ること。
そして何より、潮流や風を読みながら進む、航海士の腕がいる場所だったこと。
だからこそ、
マゼラン海峡、ビーグル水道、ドレーク海峡は、
ただの水路ではなく、
船乗りたちの「舞台」として名前が残ってきたらしい。
ぷちっとネタ
海峡にまでその名を残し、
「世界一周した人」としても知られるマゼランさん。
でも実は、本人は世界一周していない。
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マゼランは、
遠征の途中、
1521年にフィリピンのマクタン島で戦闘に巻き込まれ、
命を落としている。
世界一周を“完走”したのは、
残った船を率いたエルカノ。
……え?
じゃあ、なんでここは
「マゼラン海峡」なの?
「エルカノ海峡」にしてあげてもよかったんちゃうの〜
と思ってしまう。
しかも、さらにややこしい話がある。
マゼランの通訳だったエンリケという人物が、
もしかすると、最初に地球を一周した人物だったのでは?
という説もあるらしい。
歴史、ややこしい。
でも、そこが面白い。
ちなみに、この海峡は当初、
「万聖節の海峡」と名づけられていたそう。
それを、のちにスポンサー側、つまりスペイン王の意向で、
「マゼラン海峡」と呼ぶようになったのだとか。
……功績か。
実績か。
それとも、資金力か。
歴史の名前問題、なかなか大人の事情である。
いよいよ我らPEACEBOATはマゼラン海峡へ。
教科書で見た名前の場所を、
今、自分の乗っている船が通っている。
なんだか変な感じ〜〜〜〜〜〜。
もうすぐ南アメリカ大陸本土の最南端、
フロワード岬を通過するらしい〜〜〜〜〜〜。
もうひとつの疑問
南アメリカの“最南端問題”
南アメリカ最南端と聞くと、
よく出てくるのはホーン岬。
でも、ここがまたややこしい。
大陸本土の最南端は、チリのフロワード岬。
ホーン岬は、さらに南で、
ティエラ・デル・フエゴ諸島の南端にある岬。
さらに島まで含めると、ホーン岬より、さらにさらに南、
ディエゴ・ラミレス諸島のアギラ島が、南アメリカ最南端とも言われる。