Vol.53

2026.01.27

「チリも積もれば、チリに着く」の巻(前編)

デカい太平洋を、どんぶらこ、どんぶらこ。
船に揺られること、約1ヶ月半。
 
チリも積もれば、チリに着く。
 
……ほんまに着いた。
 
 
09:00 入港!
 

街へ繰り出そう!
 

てくてく、てくてく。お上りさん。

仲良し5人組(左から)ブラッキー・小徳さん・黒田さん・だぁさま・ちなみ

ここ、バルパライソは、チリ中部の港町。
世界遺産にも登録されている、坂の街である。
 

 
名前の意味は、
Val(谷)+ Paraíso(天国・楽園)
=「天国の谷」。
 
響きがステキ。
 
パナマ運河ができるまでは、
最大級の港として栄えた流通の拠点。

地形がすごい。
港のすぐ背後から、いきなり山。

 
 
長崎みたいな雰囲気で、
急斜面に家がびっしり貼りついている。
 
つまり、坂がえげつない。

まず目指すは、
ガイドブック一押しの展望スポット、

Paseo 21 de Mayo(パセオ・21・デ・マヨ)
 
「バルパライソに来たなら、ここから港を見よ」
というわけで、坂の街をせっせこ登ってく。

 
 
 

Cerro Concepción(コンセプシオンの丘)
 
「アートで溢れる街」とは聞いていたけれど、
実際に歩いてみると、印象はもっと強烈だった。
 
普通の壁が、ない。
 
いや、正確に言うと、
絵の描いていない壁が、ほぼ、ない。
 
街じゅうが、
“質の良い落書き”まみれ。
もちろん褒めている。
 
建物も、坂道も、階段も、シャッターも、
全部まとめて作品みたい。
街全体がひとつの大きなキャンバスだった。

 
船、コンテナ、クレーン、海、丘の家々。
港の動きが丸見え。
 
あ!PEACEBOAT
 

 ガイドブック一押しだけある。眺め最高!
 

そこで登場するのが、バルパライソ名物のひとつ、
Ascensor Artillería(アセンソール・アルティジェリア)
 
日本でいうケーブルカー的な、斜めに動くエレベーターである。
こういう乗り物が、街のあちこちにある。

なかには、
「え、これ個人宅のやつでは?」
と思うような、
プライベート感あふれるものまである。
 
これはネタに乗るしかないと、
私たちも乗り場へ。

……が。
 
ここで事件発生。
 
地元ペソがない。
つまり、小銭がない。
 
ネタ、目の前。
なのに、乗れない。
 
旅に必要なのは、勇気と好奇心。
そして、小銭。

仕方なく、歩いて下山。
 

 
 観光という名の、トレーニングである。

 
でも、実は、私は、
歩く方が楽しい。
 

 
いろんな出会いがある。
よね〜。

「坂をおりたらごはんだよ〜」
と、男性陣を鼓舞しながら、
 
下って下って

Palacio Baburizza(バブリッツァ宮殿)
1916年、イタリア人建築家 Arnaldo Barison と Renato Schiavon
によって建てられた宮殿。現在は美術館として公開されている。

さらに下って下って
 
バルパライソのど真ん中。
港町の顔、Plaza Sotomayor(プラサ・ソトマヨール)に到着。

 

すんごい人だかり!
選挙演説だ。

さぁ、ここで外すわけにはいかない。
 
今日の幸福度を大きく左右する、
ランチ選びという名の大勝負
 
チリといえば、ワインとシーフード!
 
ということで、
Googleで「シーフードレストラン」を検索。
 
Plaza Sotomayor 周辺、
バリオ・プエルト地区、
Cochrane通りとMárquez通りの角にある、
評価4.4のお店、
 
Porto di Vino Restaurante へGo!
instagram
 
オープンちょい前に到着して、
本日、1番目のお客様。
 

スタッフのみなさんが、
にこやかに迎えてくれる。
 
よし、いい感じ。
いざオーダー!
 
英語、通じない。
値段、読めない。
メニュー、読めない。
写真、ない。
 
でも、まったく動じない5人。
 
Google検索に出てきた料理写真を指さす。
 
「これ旨そうやな〜」
「これ、いっとく?」
「これもー」
「あれもー」
「よっしゃー」
 
各々の感性を信じて、
勢いでオーダー。
 
キュートな店員さんが、
愛想よく、私たちの指さし注文をキャッチしてくれる。
 
通じた。
よしッ。

 
 

どんな料理が運ばれてくるかな〜
 

楽しみだな〜
 

あっという間に満席!

 
まずはサイドメニュー
この店の一押し、めちゃうま。
 
白ワインもきたきた!
まずは乾杯!
 
そして、いよいよメイン!
運ばれてきたのが……
 

 
 
 
「え、これ何人前?」
「家族の祝い膳ですか?」
 
と聞きたくなるような、
海鮮の大皿ドーン!
 
「どうぞ〜」

「お撮りしましょう〜はいチーズ!」
店員さんも笑ってるしー(笑)
 
 
 
 
 

 
いや、ほんま、
まさかのサイズ。
 
映え〜〜〜、越え〜〜〜(笑)

さぁ食べよう!
 
5人で
どうぞどうぞどうぞどうぞ〜
と、譲り合っている場合ではない。
 
食べる。
ただ食べる。
 
上げ底であることを願ったのは
生涯ではじめてのことだ。
 
その願いも虚しく、
角の角までつまってる。
 
くるしい。
でもうまい。
 
もし2人で来ていたら、
フードファイターもびっくりの
無言の儀式になっていたと思う(笑)
 
なんとか完食。ふぅ〜
 
おまかせのワイン、
白も赤もあけて⋯

チリも積もりに積もり、
ブラッキーがいう。
 
「もーいいです」。
 

 
↑顔。(笑)
 
 
え、
 
よかったら、
お手伝いしますけどー
 
やばいくらい
食ったったぞ〜〜〜〜〜〜〜!
 
はちけるー
 

 
後半につづく。
 
🌀To Be Continued🌀
  LIST  BLOG TOP  MAIN