勇者6人で挑む、富士山!
各々の思いを胸に――
いざ!
珍道中の、はじまり、はじまり~♫
8月19日(水):1日目
がしかーし、
登山口へ向かうバスの車窓は⋯真っ白。
どうやら私たち、
すっぽり雲の中に入ってしまったらしい。
しかも、登るにつれて
雨はますます激しくなってきた。
今回も不発に終わるのか、富士登山!
ちなみに、私は4回目。
だぁさまは3回目。
これまでにも、
風雨にさんざん泣かされてきた近藤家。
今回こそは――と思っていたけれど、
出だしから、なかなかの雲行き⋯です(涙)!
富士宮口五合目、到着!
標高は、すでに2,400m。
バスを降りると、
空気も気温も、地上とはまったく違う。
【富士山豆知識】
標高が上がると、よく「酸素が薄くなる!」と言うけれど——
厳密にいうと、空気中の酸素濃度そのものは、富士山頂でも約21%のまま。気圧が下がることで酸素分圧も下がり、一呼吸で取り込める酸素量が少なくなる、ということらしい。
海面で取り込める酸素量を100%とすると……↓
富士宮口五合目・2,400m:約75%
登山口に到着した時点で、
すでに平地の4分の3( ꒪⌓꒪) なんと!
富士山の登山道には、一定の間隔で山小屋があり、
トイレも、売店もあり。
それだけを聞くと、安心して歩けそうですが――
決して侮ってはいけない場所。
ここは、標高3,000mを超えていく高山。
天候の急変、低温、強風、そしてコワイのが、高山病。
足取りはゆっくりゆっくり慎重に。
雨の中、一歩ずつ、一歩ずつ。
雨と霧の中に現れた鹿さんに見送られ、
再び山小屋を目指して進む。
ザックや荷物を手早く整理。
夕食時間、ギリギリセーフ!
本日のメニューは、
カレー or カルビ丼!
雨の中を歩いたあとの温かいごはんは、
それだけで、立派なごちそう〜♫
いただきます!
そして、今夜の寝床は畳2畳に3人!
近い。とにかく、近い(笑)
けれど、これでも昔の富士山の山小屋に比べると、ずいぶん快適になった。
贅沢は言っていられない。
20:00消灯。
おやすみなさ~い。
8月20日(木):2日目
午後から、明日の未明にかけて〈雨予報〉。
ならばーー
本日のミッションは、名付けて!
「はやいこと全部やってしまおう〜✧。٩(ˊᗜˋ)و✧*。」作戦!
雨が降り出す前に、
午前中に登頂!奥宮参拝!そして〜念願の御鉢巡り!
すべて完遂を目指してーー
3:00起床、4:00出発!
……のはずが。
気づけば、04:30〜〜〜( ꒪⌓꒪)おい。
みんなそろって、時間の読み間違い。
靴を履くのに10分。
ゲーターを履くのに5分。
ヘッドライトを装着するのに5分。
ザックを背負うのに、さらに5分。
それだけで、もう25分!
慣れていないからこそ、
一つひとつの準備に時間がかかる。
その時間まで先読みして動く——
これも、山で身につけたい大切な力。
今日の反省を活かして、
明日はよろしくお願いね〜〜〜〜〜。
てなことで、30分遅れで出発!
「はやいこと全部やってしまおう〜作戦」
早くも雲行きが怪しい〜(笑)
太陽と共に、
雲も上がってくる。
ガスる前に登頂したい!
けれど、
「眠い……」
「頭が重い……」
「吐き気がする……」
高山病の症状を訴えるメンバーもちらほら⋯
さらに慎重に一歩、一歩。
誰の後ろを歩くのか。
どの順番で登るのか。
それだけでも、足取りは大きく変わる。
全員の表情、呼吸、足運びを見ながら、
歩く順番を入れ替え、ペースを調整。
進むのか。
休むのか。
引き返すのか。
もちろん、無理は禁物。
けれどーー
みんな、自分の意志で
「登る」と決めて、ここまで来た。
ならば、その覚悟と力を信じたい。
時には厳しく。
時には励まし、鼓舞しながら。
メンバー全員の体調を見極めながらの、
判断、そして決断。
続!呼吸で取り込める酸素量について
新七合目:御来光山荘(2,780m)で、平地の約71%、
剣ヶ峰・標高(3,776m)は、平地の約63%。
歩くだけで息が上がる。
ほんの少しの坂が、とんでもない急登に感じる。
体験しなければ、わからない。
だからこそ——
自分の足で立った者だけが知る、
標高3,776mの世界!
⛩️富士山頂のお宮さんについて
富士山そのもの🗻を御神体とし、
火口は、神さまが鎮まる神聖な場所とされてきました。
⛩️富士宮口側
「浅間大社奥宮(せんげんたいしゃ おくみや)」
主祭神:
浅間大神(あさまのおおかみ)
=木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
相殿神:
瓊々杵尊(ににぎのみこと)
大山祇神(おおやまづみのかみ)
⛩️吉田口・須走口側
「久須志神社(くすしじんじゃ)」*奥宮の末社
御祭神:
大名牟遅命(おおなむちのみこと)
=大国主命(おおくにぬしのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
読み方が違うことに気づきましたか?
浅間大社=せんげんたいしゃ
浅間大神=あさまのおおかみ
ややこしすぎる〜〜〜!
うれしいことに、完全にハズレ!
午後から雨のはずが、
なんと夜まで、いいお天気♫
「はやいこと全部やってしまおう〜作戦」
そんなに慌てなくても、よかったや〜ん、って
こればっかりは、予測不能〜結果オーライ!
本日のミッションを無事に終え、
山頂のお宿でいただく晩ご飯は——
カレー!
昨日の七合目も、カレー!
富士山、カレー好きか!(笑)
今夜は富士山で食べる、
正真正銘の「山頂カレー」!
いただきま〜す♫
登頂して、奥宮へ参拝して、剣ヶ峰に立って、
念願の御鉢巡りをして、閉山式にまで遭遇!
富士山の神さまから、
全部盛りのご褒美をいただいたような一日でした。
そして今夜は、
頂上小屋で過ごす、極上の一夜。
おやすみなさい!
8月21日(金):3日目
目覚まし時計が鳴るやいなや、
それを止める間もなく——
「ちなみさん、テーピングお願いします!」byかおりん
その声で目覚めた3日目、時計は〈午前2:30〉
はい!テーピング屋さん、開店〜〜〜( ꒪⌓꒪)w
足首まわりをサポートし、
よりよい動きへ誘導できるように、しっかり調整。
「よし!これで大丈夫!」
登りが得意な人、下りが得意な人、
それぞれに、得手不得手あり。
登頂できる体力があっても、
下山で膝や足首を痛めるケースは少なくない。
出発前にコンディションを整えて、できる限り、大きなケガを防ぐ。
無事に帰るまでが、登山だからね〜。
さて。
標高3,700mを超える山頂で一夜。
程度の差こそあれ、
メンバー全員、もれなく高山病の症状あり。
そりゃそうだ。
ここでは、カラダにとって
眠ることさえ、ひと仕事だもんね〜。
【富士山豆知識】
ここは通称「プリンスルート」。
2008年(平成20年)8月7日〜8日、当時の皇太子徳仁親王ー現在の天皇陛下が、初めて富士山へ登頂された際に歩かれたことが、名前の由来。
皇太子さまのために新しく造られた道ではなく、もともとあった登山道を組み合わせたコースに、あとから「プリンスルート」という愛称がついたもの。
富士宮口から宝永火口を経て、御殿場ルートへ合流。
私たちの下山ルートはこの登り部分の逆走Ver.
以上!
勇者6人による⋯
富士サミット、大成功!
登頂!
奥宮参拝!
御鉢巡り!
そして、全員そろって無事下山!
大満足〜〜〜✧ 。٩(ˊᗜˋ)و✧*。
富士山、ありがとー!
お天気の神さま、ありがとー!
そして何より、
一緒に挑み、励まし合い、
最後まで歩ききったみんな、ありがとー!
次なる富士山は、2028年夏。
その名も——
「富士山で万歳!!」
さあ、今度は
どんな旅になりますことやら〜〜〜!
乞うご期待!
🗻富士山へGo!!
おしまい⋯ではなく、
🌀To Be Continued🌀
2028富士山で万歳!詳細コチラ
かおりん作