楽で楽しい 健康で美しい 歩行理論&実践
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2026.08.19-21 富士山でこんにちは

 

勇者6人で挑む、富士山!
各々の思いを胸に――
 
いざ!
珍道中の、はじまり、はじまり~♫
 


 

8月19日(水):1日目

麓は良い天気〜 

がしかーし、
登山口へ向かうバスの車窓は⋯真っ白。
 
どうやら私たち、
すっぽり雲の中に入ってしまったらしい。
 
しかも、登るにつれて
雨はますます激しくなってきた。

今回も不発に終わるのか、富士登山!
 
ちなみに、私は4回目。
だぁさまは3回目。
 
これまでにも、
風雨にさんざん泣かされてきた近藤家。
 
今回こそは――と思っていたけれど、
出だしから、なかなかの雲行き⋯です(涙)!

富士宮口五合目、到着!
標高は、すでに2,400m。
 
バスを降りると、
空気も気温も、地上とはまったく違う。

【富士山豆知識】

 
 標高が上がると、よく「酸素が薄くなる!」と言うけれど——
 
厳密にいうと、空気中の酸素濃度そのものは、富士山頂でも約21%のまま。気圧が下がることで酸素分圧も下がり、一呼吸で取り込める酸素量が少なくなる、ということらしい。
 
海面で取り込める酸素量を100%とすると……↓
富士宮口五合目・2,400m:約75%
 
登山口に到着した時点で、
すでに平地の4分の3( ꒪⌓꒪) なんと!

高度順応の為、
ゆ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っくり準備。

レインウエア、よし!
ゲイター、よし!
雨の富士山に挑む準備万端。
 
2025年から始まった、新たな入山制度。
世界遺産・富士山の美しい環境を守り、
登山者の安全を支えるべく——
 
4,000円の入山料を支払った証しを提示!
「これが目に入らぬか〜!」
 
いざ、関所を通過!(笑)

16:00、登山開始!

 参りましょう!助さん格さん!
歩き始めて、およそ30分。
六合目の「宝永山荘」に到着!
 
まだまだ序の口〜

富士山の登山道には、一定の間隔で山小屋があり、
トイレも、売店もあり。
 
それだけを聞くと、安心して歩けそうですが――
決して侮ってはいけない場所。
 
ここは、標高3,000mを超えていく高山。
天候の急変、低温、強風、そしてコワイのが、高山病。

足取りはゆっくりゆっくり慎重に。
雨の中、一歩ずつ、一歩ずつ。

すると途中で鹿さんがお出迎え~♫
 
「もしかして、2年前にも会った鹿さん?」
……なわけないか(笑)

雨と霧の中に現れた鹿さんに見送られ、
再び山小屋を目指して進む。

本日のお宿は
標高2,780m、新七合目「御来光山荘」
 
なんとか日暮れ前に到着!
「よかった~~~!」
と、ホッとしている暇はなし。
 
山では、時間厳守!
雨に濡れたレインウエアやゲイターを外し、
ザックや荷物を手早く整理。
 
急げ、急げ~~~!

夕食時間、ギリギリセーフ!
 
本日のメニューは、
カレー or カルビ丼!
 
雨の中を歩いたあとの温かいごはんは、
それだけで、立派なごちそう〜♫
 
いただきます!

そして、今夜の寝床は畳2畳に3人!
近い。とにかく、近い(笑)
 
けれど、これでも昔の富士山の山小屋に比べると、ずいぶん快適になった。
贅沢は言っていられない。
 
20:00消灯。
 
おやすみなさ~い。

そして夜中、
トイレに出てみると――
 
空には、きれいな星!
夕方までの雨が、まるで嘘のよう。
 
これは案外、明日は晴れるかも?
ほんの少しの期待を胸に⋯

さあ、明日はいよいよ山頂へ!


 

8月20日(木):2日目

午後から、明日の未明にかけて〈雨予報〉。
ならばーー
 
本日のミッションは、名付けて!
「はやいこと全部やってしまおう〜✧。٩(ˊᗜˋ)و✧*。」作戦!
 
雨が降り出す前に、
午前中に登頂!奥宮参拝!そして〜念願の御鉢巡り!
 
すべて完遂を目指してーー
3:00起床、4:00出発!
 
……のはずが。
気づけば、04:30〜〜〜( ꒪⌓꒪)おい。
 
みんなそろって、時間の読み間違い。
 
靴を履くのに10分。
ゲーターを履くのに5分。
ヘッドライトを装着するのに5分。
ザックを背負うのに、さらに5分。
それだけで、もう25分!
 
慣れていないからこそ、
一つひとつの準備に時間がかかる。

その時間まで先読みして動く——
これも、山で身につけたい大切な力。
 
今日の反省を活かして、
明日はよろしくお願いね〜〜〜〜〜。
 
てなことで、30分遅れで出発!
 
「はやいこと全部やってしまおう〜作戦」
早くも雲行きが怪しい〜(笑)

まだ真っ暗な富士山。

ヘッドライトの光を頼りに進む。

見えた〜

御来光!!

ありがたきしあわせ〜
 
 

朝焼けに染まる空。
なんとも、やさしい景色。
 

しかし、その美しさとは裏腹に、
目の前に待ち受けるのは険しい道のり。
 
富士山は、山頂に近づけば近づくほど、
傾斜がどんどん急になっていく山。
 
さらなる急登へ、へばりつく!
 
ゆっくり。
ゆっくり。
 
急がず、一歩ずつ高度を上げていく。

 
 
アキちゃんは、前回の富士登山で購入した杖を持参。
山小屋を通過するたびに増えていく焼き印。
 
焼き印コレクションも、
ずいぶん賑やかになってきた〜♫
上がる息。
 
 
 
上がる心拍数。

カラダは正直。

一歩ずつ、高度順応しながらーー
八合目に到着!
 
そこで待っていてくれたのは、
人なつっこいイワヒバリのご一家。

手を伸ばせば届きそうな距離で、
ちょこちょこ遊んでいます。
かわいい〜〜〜♫
険しい登りの途中、
束の間のなごみタイム。
 

太陽と共に、
雲も上がってくる。
 
ガスる前に登頂したい!

けれど、
 
「眠い……」
「頭が重い……」
「吐き気がする……」
 
高山病の症状を訴えるメンバーもちらほら⋯
さらに慎重に一歩、一歩。
 
誰の後ろを歩くのか。
どの順番で登るのか。
それだけでも、足取りは大きく変わる。
 
全員の表情、呼吸、足運びを見ながら、
歩く順番を入れ替え、ペースを調整。
 
進むのか。
休むのか。
引き返すのか。
 
もちろん、無理は禁物。
けれどーー
 
みんな、自分の意志で
「登る」と決めて、ここまで来た。
 
ならば、その覚悟と力を信じたい。
 
時には厳しく。
時には励まし、鼓舞しながら。
 
メンバー全員の体調を見極めながらの、
判断、そして決断。


うぅぅぅぅぅーーー
 

ふぅぅぅぅぅーーー
富士山は、やっぱり富士山。
そう簡単には、登らせてくれない。
 
日本一の山。
 
 
一歩ずつ、一歩ずつ、山頂へ、
8時間かけて、ついに登頂!
 

 
イェーイ(๑˃̵ᴗ˂̵)و 

続!呼吸で取り込める酸素量について

 
新七合目:御来光山荘(2,780m)で、平地の約71%、
剣ヶ峰・標高(3,776m)は、平地の約63%。
 
歩くだけで息が上がる。
ほんの少しの坂が、とんでもない急登に感じる。
 
体験しなければ、わからない。
 
だからこそ——
自分の足で立った者だけが知る、
 
標高3,776mの世界!

まずは、富士山本宮浅間大社・奥宮へ参拝。
 
そして、ついに発見!
数え年70歳以上の登拝者が記帳できるという、
噂の「高齢者登拝者記帳所」!
 
めでたく名前を記帳〜♫
そして授かった記念品はーー
 
おおっ!
なかなかセンスのいい、扇子!
扇子だけに〜〜〜(笑)
 


 
(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
 
 
 
そして——
御鉢が見えた〜〜〜!
初めて見る景色〜〜〜〜!
 
お天気の神さま、ありがと〜!!!!!!

 
さぁ、初の剣が峰へ!
 

 
 

噂には聞いていた、頂上直下の、さらなる急登。
こ、これか〜〜〜( ꒪⌓꒪)
 
  最後の力を振り絞り⋯
正真正銘、富士山で一番高い場所。
 
つまり——
日本で一番高い場所!
 
剣ヶ峰・標高3,776m
キタ ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 
はい、ピース!

 
……って、
 
おい!
なんで真っ白やねん!
 
ついさっきまで見えていた景色が、一瞬にして真っ白。
山の天気は、秒で変わる( ꒪⌓꒪)
 
ところが!
写真を撮り終えると、再び目の前に広がったのは——
御鉢の雄大な景色!

念願の御鉢巡りへ!
ぐるり、ひとまわり約3km、約2時間。
 
富士山の火口を見下ろしながら歩く、
まさに天空の空中散歩♫
 
……とはいえ、相変わらず空気は薄い(笑)
絶景に見とれつつ、ゆっくり、ゆっくり、⋯

そして奥宮へ戻ってくると、
これまた奇遇にも——「閉山式」に遭遇!
 
「神さまは、今をもって火口へ帰られました」
へぇぇぇぇぇ!
そういうこと〜〜〜!

⛩️富士山頂のお宮さんについて

 
富士山そのもの🗻を御神体とし、
火口は、神さまが鎮まる神聖な場所とされてきました。
 

⛩️富士宮口側

「浅間大社奥宮(せんげんたいしゃ おくみや)」
 
主祭神:
浅間大神(あさまのおおかみ)
=木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
 
相殿神:
瓊々杵尊(ににぎのみこと)
大山祇神(おおやまづみのかみ)
 

⛩️吉田口・須走口側

「久須志神社(くすしじんじゃ)」*奥宮の末社
 
御祭神:
大名牟遅命(おおなむちのみこと)
=大国主命(おおくにぬしのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
 


 
読み方が違うことに気づきましたか?
 
 浅間大社=せんげんたいしゃ
 浅間大神=あさまのおおかみ
 
ややこしすぎる〜〜〜!

この日の天気予報は——
うれしいことに、完全にハズレ!
 
午後から雨のはずが、
なんと夜まで、いいお天気♫
 
「はやいこと全部やってしまおう〜作戦」
そんなに慌てなくても、よかったや〜ん、って
こればっかりは、予測不能〜結果オーライ!
 
 
本日のミッションを無事に終え、
山頂のお宿でいただく晩ご飯は——
 
カレー!
昨日の七合目も、カレー!
 
富士山、カレー好きか!(笑)
 
今夜は富士山で食べる、
正真正銘の「山頂カレー」!
 
いただきま〜す♫
 

 
登頂して、奥宮へ参拝して、剣ヶ峰に立って、
念願の御鉢巡りをして、閉山式にまで遭遇!
 
富士山の神さまから、
全部盛りのご褒美をいただいたような一日でした。
 
そして今夜は、
頂上小屋で過ごす、極上の一夜。
 
おやすみなさい!
 

8月21日(金):3日目

 
目覚まし時計が鳴るやいなや、
それを止める間もなく——
 
「ちなみさん、テーピングお願いします!」byかおりん
 
その声で目覚めた3日目、時計は〈午前2:30〉
はい!テーピング屋さん、開店〜〜〜( ꒪⌓꒪)w
 
足首まわりをサポートし、
よりよい動きへ誘導できるように、しっかり調整。
 
「よし!これで大丈夫!」
 
登りが得意な人、下りが得意な人、
それぞれに、得手不得手あり。
 
登頂できる体力があっても、
下山で膝や足首を痛めるケースは少なくない。
 
出発前にコンディションを整えて、できる限り、大きなケガを防ぐ。
無事に帰るまでが、登山だからね〜。
 
さて。
標高3,700mを超える山頂で一夜。
 
程度の差こそあれ、
メンバー全員、もれなく高山病の症状あり。
 
そりゃそうだ。
ここでは、カラダにとって
眠ることさえ、ひと仕事だもんね〜。

 
それでも、今日は
昨日の教訓が活かされたのか——
オンタイム集合、完璧!
 
みんな、やればできる。(笑)
 
午前3:40、山小屋で朝食のお弁当を受け取り準備完了!
 
さあ、下山開始!
 
ちなみに——
頂上富士館のチェックアウト時間は午前4:30。
 
山を知らない人にとっては、謎すぎる時間設定よね(笑)

最終日こそ、完全なる雨予報
……だったはずが!
 
下界を望みながら、最高の下りウェイ!
少しずつ、空が明るくなってきた〜♫
 

 
七合九勺!
標高3,000m超えの特等席!

 
眼下に広がる
山中湖を眺めながら⋯

 
 
 
絶景をおかずに食べる山ご飯、
サイコー!

さぁ、ここからは、バスの時間に遅れないよう厳しく時間管理。
 
下ってくよ〜!
 
お! 大砂走り!
 
一歩で約3m!
ズボッ!ザクッ!ズザザザ〜〜〜!
 

 
富士山を豪快に駆け下りる〜楽しい〜〜〜♫
 
しかし、ここが人生の分かれ道。
体幹力がない人にとっては、 ただの蟻地獄〜〜〜( ꒪⌓꒪)
 
 
そして、目の前の視界が一気に開ける!
 
まるで月か、火星か。
そこに広がっていたのは、宝永火口の雄大な景色!
 

 

 
山頂は雲の中へ〜

 
絶妙タイミング〜

【富士山豆知識】

 
ここは通称「プリンスルート」。
 
2008年(平成20年)8月7日〜8日、当時の皇太子徳仁親王ー現在の天皇陛下が、初めて富士山へ登頂された際に歩かれたことが、名前の由来。
 
皇太子さまのために新しく造られた道ではなく、もともとあった登山道を組み合わせたコースに、あとから「プリンスルート」という愛称がついたもの。
 
富士宮口から宝永火口を経て、御殿場ルートへ合流。
私たちの下山ルートはこの登り部分の逆走Ver.

  荒涼とした火山の世界を抜け、
 
 オンタデ(御蓼)が美しく咲くトラバース道を行く。
 
  緑が増えてきた〜!


標高が下がるにつれ、 みんなの顔色も、笑顔も戻ってきた!
よかった、よかった〜♫
 
ただし⋯
膝がケラケラ笑いだした人は、 いるようですが?(笑)

 

約320年前⋯
ここが、ドッカーン!🌋
 
1707年に起きた「宝永大噴火」。
江戸の町にまで火山灰を降らせたという、
富士山で現在までに確認されている最後の噴火。
 
そんな歴史の舞台、
宝永火口からイエ〜イ✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

そして六合目。
 

 
のちに「7歳児置き去り」のニュース現場だったと知る、宝永山荘〜雲海荘の前を通過!
(この時の私たちは、そんな事件があったことなど、まったく知らない。)
 
そして、  標高2,400m、
 
富士宮口五合目 

 
戻ってきました〜〜〜!
 
予定どおり、全員、高山病の症状も回復!
バスの時間にも、ばっちり間に合った!
 
 アイスうまー。
そして「湯らぎの里」で、3日間の汗を流す。
温泉上がりのビールが——
五臓六腑にしみわたる〜〜〜!

 
以上!
勇者6人による⋯

富士サミット、大成功!

 
登頂!
奥宮参拝!
御鉢巡り!
 
そして、全員そろって無事下山!
大満足〜〜〜✧ 。٩(ˊᗜˋ)و✧*。
 
富士山、ありがとー!
お天気の神さま、ありがとー!
 
そして何より、
一緒に挑み、励まし合い、
最後まで歩ききったみんな、ありがとー!
 
次なる富士山は、2028年夏。
 
その名も——
「富士山で万歳!!」
 
さあ、今度は
どんな旅になりますことやら〜〜〜!
乞うご期待!
 
🗻富士山へGo!!
おしまい⋯ではなく、
 
🌀To Be Continued🌀
 
 
2028富士山で万歳!詳細コチラ
 
 
 

かおりん作